ヴァチカン市国【サン・ピエトロ大聖堂】
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「バシリカ」というものをご存じでしょうか?

 

ローマの人気観光スポットと言えば、トレヴィの泉やコロッセオが有名どころですが、バシリカも定番人気観光スポットのひとつとして有名です。

 

ちなみに【四大バシリカ】とは、

①:サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
②:サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
③:サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
④:サン・ピエトロ大聖堂

の4つを差します。

 

この記事では、四大バシリカに行ってきた記録とそれぞれのバシリカについて、そもそもバシリカとは何か?という点も併せてご紹介しています。

 

四大バシリカではありませんが、「サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会」というところにも行ったので、オマケとしてご紹介します。

バシリカとは?

一言で言うと「大きな教会」です。

 

少し細かく言うと、以下3つに該当しているものがバシリカと呼ばれる建物。
1、古代ギリシャの建築から影響を受けたとされる、宮殿などの建物に使われた建築様式(長方形で、左右の壁側に側廊があるような造り)であること。
2、1番奥に祭壇があって、教会利用されていたこと。
3、ローマ教皇が一般的な教会よりも上位の建物と認めたこと。

 

と言っても日本人にはなかなかピンとこないと思うので、「大きな教会」というイメージで良いと思います。ローマには今回ご紹介する以外にもバシリカがたくさんあり、世界で見れば1,400以上のバシリカがありますが、その中でも特に有名な4つがローマの四大バシリカです。

四大バシリカの位置

雑な表現で恐縮ですが、ざっくりこのような位置関係です。番号は以下のバシリカを差しています。

①:サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
②:サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
③:サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
④:サン・ピエトロ大聖堂

 

③の「サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」は入りきらず。もう少し南下したところにあります。

 

参考までに、①の「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂」を起点にした距離感もご紹介します。
①~②:徒歩20分(1.5キロ)
①~③:徒歩1時間ちょい(5.2キロ)
①~④:徒歩50分(4キロ)

 

バシリカはお祈りする人以外は長時間滞在するところではないので、丸1日かければ4つとも周ることも可能です。頑張れば。

1、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

サンタ・マリア・マッジョーレ=「聖母マリアの聖堂」で、聖母マリアへの崇敬を表す聖堂として建築されたものです。1番高いところは75メートル。④のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ規模のバシリカです。

 

地震に伴う崩壊の危機を乗り越え、ローマのバシリカ様式の聖堂では唯一原構造を残している貴重な建築物(Wikipedia参照)。その他のバシリカは地震や火災で大規模な改修工事をして、今の形になっているようです。

 

ローマ中心地の主要駅「テルミニ駅」から歩いてすぐのところにあるので、アクセスの良いバシリカ。基本的に毎日入れます。

 

開館時間:7時~18時45分(入館料無料)

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

見どころは内観全体的にですが、特には主祭壇と天蓋。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

イタリアの超有名彫刻家、ベルニーニのお墓があります。上の天蓋を正面に見て、右側の通路にあります。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

このバシリカでだけ見られたのが、両サイドの通路にいくつもカトリック教徒が待機してる占い部屋のようなところ。そこで話を聞いてもらえるよう。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

丸い天井(クーポラ)もキレイ。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

主祭壇を正面に見て左手にある部屋(下の写真)は、写真撮影NGのお祈りする人専用エリアなので、パシャらないよう注意しましょう。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂】

2、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂

イタリア・ローマ【サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂】

かつてはローマの教会のランク付けの中で最上位に置かれており、歴代教皇たちは隣接するラテラノ宮殿に住んでいたようですが、1307年と1361年に2度の火災に見舞われ荒れてしまう。

 

サン・ピエトロ大聖堂の隣に教皇宮殿(居住場所)がつくられ、教皇は現代に至るまでヴァチカンの教皇宮殿で暮らしています。現在の姿になったのは1735年のこと。主祭壇までの通路に並ぶ彫像が印象的。

 

開館時間:7時~18時30分(入館料無料)

イタリア・ローマ【サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂】

イタリア・ローマ【サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂】

ドームのモザイク画がキレイ。

イタリア・ローマ【サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂】

3、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂

イタリア・ローマ【サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂】

キリスト今日の使徒、パウロの墓を祀る聖堂として386年につくられたもの。1823年の火災で大規模焼失したようですが、立派に再建されています。

 

他のバシリカと比べて特徴的なのは外観。建物正面に彫像が立ち並ぶ見た目が多い中、目を惹くイラストが描かれています。

 

外観・庭園・内観のどれもすごくキレイなバシリカで、ちょっと近代的な感じ。バシリカを出てすぐ横にサービスエリア的な小休憩できるスペースやショップもあります。トイレは有料で、0.5ユーロ必要。

 

開館時間:7時~18時30分(入館料無料)

イタリア・ローマ【サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂】

キリストについての豆知識

バシリカや美術館に行くと、磔にされたイエス・キリストの絵や彫刻をよく目にしますが、イエスの頭の上には必ず「INRI」と書かれています。

 

これはラテン語の「IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM」

 

の頭文字を取ったもので、日本語にすると「ユダヤ人の王」という意味で、”ローマ帝国への反逆者”を表現した罪状書きです。

4、サン・ピエトロ大聖堂

ヴァチカン市国【サン・ピエトロ大聖堂】

世界最大規模のバシリカで、カトリック教会の総本山。細かいこと言うとローマではなく、ローマに隣接する世界最小国家・ヴァチカン市国内にあります。

 

サン・ピエトロ大聖堂についての詳細は以下でご紹介しています。

 

個人的にはサン・ピエトロ大聖堂が四大バシリカの中で圧倒的にスゴイと感じました。

バシリカ行って楽しいの?

イタリア・ローマ【サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂】

バシリカは教会で、本来お祈りする人が行くような場所(実際お祈りしてる人結構いますし、お祈りする人専用スペースもあります)。見てて楽しい場所ではありません。でも、日本にいてはなかなか見れない、大きな文化の違いを感じられる場所として見学するにはすごく良いと思います。

 

日本は宗教感薄いですからね。正直僕は何度行っても宗教を信仰する気にはならないですが、宗教を辿って歴史を見ると、ヨーロッパの理解が深まるというか、旅行の面白さが増して良いものです。”神聖な場所”ではありますが、基本写真撮影OKなので、こうやって旅の記録もできますしね。

 

バシリカはどこも椅子がありますので、見学がてら小休憩ができるのも良い。建設には有名彫刻家や画家、建築家が投入され、何十年もかけて造られた、写真で見るだけでは伝わらない迫力を感じられるのは間違いないと思います。

 

個人的には特に、この記事の見出しの写真、サン・ピエトロ大聖堂の主祭壇天蓋が印象に残ってます。宗教を抜きにして、単純に建物や彫像といった作品を見に行く感覚でも十分行く価値アリです。

オマケ:サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会】

①のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂から近かったことと、彫刻家ベルニーニ作品「聖テレサの法悦」(下の写真)があって、それが見たくて寄りました。コレを知ったのは、映画「天使と悪魔」に出てきたから。ただのミーハーな気持ちで行きました。

イタリア・ローマ【サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会】

おわりに

バシリカにあまり興味ないけど、時間あるからどこか1つだけ行こうかなという人は、個人的には「サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン市国)」がオススメです。なんのことかよくわからず行っても、内観の迫力だけでしばらく眺めてられると思います。

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