
ベルリン生活も残すところ1週間。まだまだ飲んでみたいビールはありますが、空き瓶捨てて家掃除してと引っ越し準備しないといけないので、ここらで記録をまとめたいと思います。
僕がドイツで飲んだ53種類のビールの中から、個人的なオススメビールをご紹介します。ついでに、簡単にビールの種類の紹介もしますので参考までに。
この記事の目次
ドイツビール生活のまとめ
スーパーで買えるビールから、ビール専門のボトルショップで買ったものまでさまざま、合計53種類飲みました。その中からいくつかオススメをピックアップしてご紹介します。
ベルリンビールのド定番【BERLINER】
【ビールの種類】
ピルスナー
【オススメ度★4.3】
330mlのボトルで1本0.4ユーロ(約50円)とコスパ最強であり、ベルリンのド定番ビール。
水のようにサラサラっと飲めてしまうビール。クセが全然無くて発泡酒みたいな軽さで、ビールが苦手な人でもコレなら飲めるんじゃないかな?と思います。
PALE ALEとかIPA好きの僕としては、ピルスナーって飲んでると飽きちゃうからそんなに好きではないんですけど、夏場にのど乾いてる時にグビグビっと飲みたい時は最高ですね。ライムを入れて飲むのがオススメ。
ベルリン人はこのBERLINERを飲みながら歩いたり、電車に乗ってる人がたくさん。ベルリンに来たら、まずはコレをお試しください。
スーパーで売ってるビールならコレ【HOLSTEN】
【ビールの種類】
ラガー
【オススメ度★4.3】
ベルリンのスーパーに売ってるビールはピルスナーだらけで、正直どれも似たような味。これも同じ括りのビールなんですけど、ひとつ前でご紹介したBERLINERと比べると、もう少しコクがある感じ。
500mlのボトルで1本0.8ユーロほど(約100円)。
個人的には、スーパーに売られてる格安ビールたちの中ではコレが1番味が好きなんですけど、500mlのボトルしか売ってないんですよね。BERLINERは330mlと500mlとあるんですが。ちょい飲みしたい時に大きいのしかないのが少々マイナスポイント。
イケてるクラフトビールたち
【ビールの種類】
PALE ALE
IPA
【オススメ度★4.7】
まずパッケージがオシャレで素敵。買ってみたいなって気になります。僕はそもそもPALE ALEとIPAが好きなので、この辺は好みど真ん中という感じ。
味だけで言えば★5点でも良いんですが、これらのビールはスーパーにはなかなか売られていないので手に入りづらいというのと、330mlのボトル1本で2.3ドル前後(約280円)と毎日飲むには少々高いのはマイナスポイント。
店舗によりますが、僕の家の近くにあるEDEKAというスーパーでは、一部クラフトビールの取り扱いがあります。
ベルリンでクラフトビールを買いたい人は以下参照ください。
コスパ最高のIPA&PALE ALE【MAISEL】
【ビールの種類】
PALE ALE
IPA
【オススメ度★4.8】
若干味に物足りなさのあるPALE ALEとIPAですが、330mlのボトル1本なんと1.15ユーロ(約140円)と、前段のクラフトビールの半額で買えちゃうところが最高なのがMAISEL。
コレなら気兼ねなく毎日ビールにできるので、常に冷蔵庫に置いてた時期がありました。個人的にPALE ALEとIPAは、330mlがちょうど良いサイズ感で、そこもまた好き。
ベルリンでクラフトビールを購入できるお店は、ビール専門店だけでなくチェーンのボトルショップもあります。
期待よりも旨かった【BERLINER BERG WHITE IPA】
【ビールの種類】
WHITE IPA
【オススメ度★4.7】
BERLINER BERGというビールメーカーのビールは、これを含め5種類飲んでて、信頼性はバッチリ。ただ、「WHITE IPA」というのは初挑戦だった種類で、正直どうかな~?と思いながらの購入でした。
マズくても経験ってことで。と思いながら飲みましたが、結果旨かった。むしろBERLINER BERGの中で1番と言っても良いくらい。苦味、重み、香りのバランスが良くて、しっかりめのビールが好きな僕にはど真ん中でした。
330mlのボトル1本で2.3ドル前後(約280円)。これが売られてるところってあんまり見たことなくて、見つけたら結構レアなんじゃないかな?と思うので、ぜひ試してもらいたい1本。
ネーミングがイケてる【HOLY SHIT ALE】
【ビールの種類】
不明
【オススメ度★4.0】
直訳すると「やべぇビール」みたいな感じですね。
個人的には別に旨いとは思わなかったです。「アルコール感強いな」という感じ。ただ、こういうビールがあっても良いよねって思います。ネーミングにしても見た目にしても楽しめるし、ちょっとしたネタに良いですね。
HOLY SHITはアルコール度数にかかってるようで10%。日本人がよく飲むビールの倍くらいあるので、お酒が弱い人は要注意。
330mlのボトル1本で2.3ドル前後(約280円)。ここのビールメーカーは、ほかにも「BERLIN ALE」とかネーミングと見た目が印象的なビールをたくさん販売してます。
ビールの知識
ビールの種類
【ラガー(下面発酵)】
・ピルスナー
・アメリカンラガー
・シュバルツ
・ボック
・ドルトムンダー
etc
【エール(上面発酵)】
・ペールエール
・IPA
・ホワイトエール
・スタウト
・アンバーエール
etc
ビールは大きく2つの種類があって、その中でさらに細かく種類がある感じ。大きな違いは、ビールが作られるタンクの上面発酵されたものか、下面発酵されたものかという点。エールビールの方が歴史が古い。日本の大手ビールメーカーのビールはほぼラガー。
ざっくり言うと、
・ラガーの方がさっぱり。のどごし良く、キンキンに冷やしてグビグビ飲みたい感じ。
・エールの方がしっかり。味わい、風味、コクがしっかりあって、特徴出やすい感じ。
エールビールはぬるくても旨い。
クラフトビールとは?
【大手のビールメーカー以外の、小規模で地域密着の醸造所で作られるビール】というイメージ。
”スーパーとかコンビニであまりお目にかからないビール”というくらいの認識でも大体OKだと思います。日本にもすごいたくさんあるんですよね。
長野県のヤッホーブルーイングの「よなよなエール」は日本のクラフトビール代表的存在。帰国した時は箱買いしてました。「インドの青鬼」も本当旨い。
おわりに
海外行くようになって1番変わったことは「お酒の味覚」かもしれません。昔はペールエールが旨いって感じることなかったんですけど、最近はエールビールばっかり。帰国してもラガーは買ってないんですよね。
焼酎も一切飲まなくなって、ワインばっかり飲むようになったり。新しいモノに出会って、こういう変化があるのがおもしろい。帰国したら全国のクラフトビール巡りしたいと思います。