
コロナウイルスの問題で大騒ぎしてるこんな時期ですが、帰国して間もないこともあり、これまで週1程度飲みに行ってました。
久しぶりに居酒屋行って目の当たりにした若手軍団やサラリーマン集団の飲み方を見て、僕も昔こうだったな〜と思いつつ、マナーがちょっと...と思うこともチラホラ。
日本は良いところの方が注目されがちなのであまり知る機会がないかもしれませんが、実は「日本人は飲むと豹変する民族」という認識を持ってる外国人も少なくありません。
これから社会がどうなっていくかわかりませんが、日本に住む外国人や訪日外国人の数は年々増加の一途を辿る中、東京オリンピックで人がワッと増えた時に、お酒が原因でモメるような厄介事は平和を害します。
そこで、日本人と外国人ではお酒の飲み方にどのような違いがあるのか?まとめたいと思います。※あくまで僕が見てきた範囲の話です。
この記事の目次
日本と海外の飲み方の違い
泥酔するまで飲まない
まずここが大きな違いです。
日本、特に東京にいれば、泥酔して店や店のトイレで動けなくなってる人、道端、駅のホーム、電車内で寝てる人なんて毎日のように見かけます。
奇声を上げたりケンカ始めたりする人なんかもちょいちょい見ます。
これは異常です。
僕はこれまでに、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、タイ、台湾など行ってきて、オーストラリアでは2年間バーで働いてましたが、店で泥酔してた人の記憶はほぼないですし、道で寝てるのなんてホームレスのみ。
日本のように電車やトラムの中で寝るなんてまずあり得ません。スリや引ったくりが多いこともあって。海外の電車で寝てたら、起きた時にはバッグやスマホが無くなってると思いますので、くれぐれもご注意ください。
おそらく飲み放題の文化が1つの要因。海外で飲み放題は見たことないですからね。もっと飲まないともったいない精神で飲んでは泥酔しちゃうの繰り返しはあるでしょう。
「日本は飲みながら会話する、外国人は会話しながら飲む」って感じ。
ゆっくり、会話のついでに飲むくらいです。よくコーヒー1杯で何時間もカフェにいる女性たちがいますが、あんな感じ。
オーストラリアは特にお酒の価格が高く、日本の2〜3倍するようなイメージ。アホみたく飲んでたら給料即なくなります。
一気飲みを強要しない
年齢が上がれば一気飲みすることも自然と減ってくもんですが、そもそも誰かに飲め飲めと強要するのは日本と韓国くらいの印象。
オーストラリアやヨーロッパでは、一緒にジンやテキーラをショットで飲むことはあっても、誰かに強要するような飲み方はしない。お酒が苦手な人に強要するなんてまずないですね。
飲める場所や時間が限られてるところも多い
オーストラリアやオランダは、外でお酒飲むのが禁止されてます。なので店か家で飲むしかないわけですが、日本のように朝までやってるお店が中心地でもほぼありません。だから朝まで飲む発想がない側面もあります。
お酒を飲んでも豹変しない
日本人ってすごく怒りやすい。
というか、薄給のくせして、顧客至上主義、完璧なサービスは当たり前という日本社会が怒りやすい人を量産してると思ってる僕ですが、ちょっとミスがあったり、提供が遅かったりするとすぐ怒る。
でも海外は、客の方がエライということはなく、基本対等。水を注ぐくらいのちょっとしたサービスでも「ありがとう」というのが基本ですからね。
だから急に店員さんに対して怒り出すとか、仲間には優しいのに店員さんに何か言う時は急に冷たかったり高圧的だったりすると、ええええ?と思われます。
外国人の方が思ったことなんでも言いそうとか、タチ悪そうとか思うかもしれないですが、働く側からすると日本人の方がよっぽど脅威的な存在です。
そもそも、飲めない人or飲まない人も結構いる
外国人なんてパリピそうだから、とりあえず酒の席行けば仲良くなれるっしょと思っていたら大間違い。それでいけるのは韓国人かラテン系くらいですかね。
イスラム教の人たちは、そもそも宗教上お酒が飲めないのは有名なところですが、中国人もお酒を飲む人が少ない印象(特に女性)。僕が知り合った中国人女性は、女性はそんなにお酒を飲んじゃダメ!としつけられて育ったから飲めないと言ってました。
日本人なら平日でも1杯だけならサクッと飲み行くとか、家に帰って缶ビール1本飲むくらい日常的ですが、僕の周りにいた外国人たちは、次の日朝から仕事だったら飲まない人の方が圧倒的に多かったです。
日本人は飲み会が多過ぎる!は、日本で働く外国人のよくある驚きであり不満ですので、この辺は理解しましょう。
おわりに
日本人は中国人をマナーの無い人たちだと見る傾向が強いですが、酒が入った日本人はそれ以下の人が多い。嗜む程度の飲み方を心がけましょう。