
ヨーロッパや中国、日本に比べて国としての歴史が浅く、歴史的な建築物や独自の文化の少ないオーストラリアは、”観光”はちょっと弱め。
そんなオーストラリアはメルボルンでの観光スポットとして人気のひとつが【Grampians(グランピアンズ)】というエリア。
オーストラリアの大自然とワイナリー巡りが楽しめて、バスツアーも定番人気となっています。今回はそんなグランピアンズに1泊2日で行ってきた記録をご紹介します。
この記事の目次
グランピアンズについて
まずざっくり場所ですが、メルボルンの中心地から見て西側。車で約3時間の距離に位置しています。
グランピアンズは野生の動植物の宝庫で、オーストラリアの先住民族アボリジニが2万2千年もの間住んでたとされる場所。古代の窯や60にものぼる岩絵のある洞窟など、彼らの歴史がグランピアンズ国立公園のあちこちで見られます。
また、グランピアンズにはオーストラリア最古のブドウ園とオリーブ林があり、15箇所以上のワイナリーがあります。
朝出て日中楽しんで夜に中心地に戻ってくるようなバスツアーも人気ですが、個人的には1泊して行くのがオススメ。今回僕らはAirbnbで「Ararat(アララト)」という町で一軒家を借りて宿泊しました。
もしレンタカー借りていくなら、「Car Next Door」というレンタカーサイトがオススメなので、参考までに。
グランピアンズに行った記録
1、ワイナリー【Mount Langi Ghiran】
目指してたワイナリーではないですが、道の途中でたまたま見つけた「Mount Langi Ghiran」というワイナリーにとりあえず訪問。
すごく小キレイなセラードアでした。リースリングとか全体的にめっちゃ酸っぱかったけど、ピノ・ノワールは良いということで1本購入。
2、地元パブ〜家飲み
ワインメーカーのダイくん、ともくん。
家では初めて見たビール4本とワイン3本。パブでスパークリングワイン1本シェアした後でよく飲むな。
ワインはDentonシャルドネが1番美味でした。
3、ワイナリー【Best's】
今回の旅の本丸がこちら、Best's(ベスツ)という前にダイくんが働いてたワイナリー。150年以上歴史があり、オーストラリアワインの中でもかなり有名どころのひとつ。
ブドウ畑。
セラードアはこんな感じ。無料でテイスティングもできますが、10ドル払えばグレードの高いワインのテイスティングもできます。
ジャスティンさんに中を案内してもらいつつ、瓶詰め前のワインを飲ませてもらったり、かなり贅沢なテイスティングツアーをしてもらいました。
ベスツのワインは全体的にどれもこれも美味。その中でもこれは!と思うものあったんですけどね。少なくとも20種類はテイスティングさせてくれたので、どれかわかんなくなってしまいました。ちなみにベスツと言えば、ピノ・ムニエだそうです。
場所はこちら
【営業時間】
月曜日〜日曜日(祝日はおそらくお休み)
10時〜17時(日曜日は11時〜)
4、グランピアンズ国立公園
上記の写真になんか見覚えあるような...という人もいるかもしれませんが、ジブリの「もののけ姫」のモデルになったのでは?と言われる岩です。
この岩はグランピアンズエリアに訪れる最大の目的となる「グランピアンズ国立公園」の、The Balconyという場所にあります。
駐車場からバルコニーまでは1キロあって、15〜20分くらいこんな道を歩きます。
バルコニーからの景色は眺め良し。とても晴れやかな気持ちになりますね。
僕らは時間の関係上バルコニーしか行けませんでしたが、洞窟とかもっといろいろ見るところはあります。
ビュースポットはこんな感じになってます。アジア人だらけ。
岩のところまで行く道はあるんですが、入っちゃダメと看板が立ってます。行く際は自己責任で。
おわりに
グランピアンズは夜、星がかなりキレイに見えるそうなので、泊まりで行く人はぜひ夜星も見てみてください。