
ベルリンで初めて知り合った人からまず最初に、「どうやって家探しした?」と聞かれるくらい、ドイツ人でも家探しに難航すると言われるベルリンでの家探しについて。どうやって家探しをして決定したか、経緯をご紹介したいと思います。
この記事の目次
ベルリンで家を借りるまでの流れ
- ネットで物件探し
- 物件オーナーに連絡する
- 内見する、もしくは内見せずネットに出てる情報で決める
- オーナーに住みたい意向を伝え、デポジット(保証金)の支払い
- 入居
オーストラリアのメルボルンも同じでしたが、僕のようなワーホリや留学で来てる一時滞在者は、物件オーナー個人が貸し出してる家や空き部屋に入居するスタイルが一般的。いわゆるシェアハウスというやつですね。オーナー個人とのやり取りになるので、保証人とか入居審査とか特にありません。基本早い者勝ち。
日本で1人暮らしするように賃貸することもできると思いますけど、もちろん部屋に家具・家電が無いので、そういう物件はドイツに長期滞在もしくは移住する人が選択するケースがほとんどでしょう。
僕が借りた部屋は、アパートの一室を丸々貸し出してるタイプ。レオパレスみたいな感じです。ちなみに僕は、内見せずネットの情報だけで決定しました。
僕が住んでる家の情報は以下でご紹介してるので、よろしければご覧ください。
家探しの方法

ベルリンに到着して2泊だけホテルを取ってて、いろんな物件にアポイント入れておいて、到着して一気に内見行って決めようと思ってたんですが、そもそも内見のアポ自体が全然取れず....。Euro Estateに掲載されてた物件に良さそうなのが1つあって、そこならすぐに決定できる状態。
ホテルの延長と仲介手数料って考えたら、仲介手数料の方がマシだろう。ってことで、Euro Estateにお願いしました。
ベルリンで家探しして思ったこと・知ったこと
本当に家探しが大変
メルボルンも家探し大変だったんですけど、メルボルンとベルリンはまたちょっと違って、メルボルンの場合は物件数はたくさんあって、結構選べるんですよね。イマイチな家も多いですが。だから妥協すればその日の内でも見つけられる感じ。
でもベルリンは、そもそも物件数があまりないから大変だったなと思いました。
メルボルンだと、ネットに掲載されてる物件はすでに空いてるか、2週間後に空くくらいの比較的すぐ住めるところが多いのに対して、ベルリンは3ヶ月後とか6ヶ月後とか、かなり前もって予約受け付けてるのも多くて、「すぐ住める物件」で探すとヒットするのが少なかったです。
英語でのメッセージは返信が低い(らしい)
日本に比べれば英語力が高い国とされてますけど、日本と同じで、英語が得意な人とまったくダメな人で結構キッパリ分かれてます。
これはドイツ在住歴が長い人に教えてもらいましたが、ドイツ語でメッセージした方が返信率は圧倒的に高いそうです。なので、とりあえずメッセージの文面だけでもドイツ語で送った方が無難。
実際に会っちゃえばなんとかなったりしますからね。
ベルリンで家探しする時の注意点
気になることは些細なことでも確認する
ネットの物件情報に、あるものはあると書きますし写真も掲載しますけど、無いものを無いとは書きません。Wi-Fiとか洗濯機とか。「それくらいあるでしょ。」という感覚は持たない方が無難です。
物件情報に記載があっても、気になることは念押しで確認する
僕がベルリンでの家探しで重要視したのは、以下2点。
・住民登録が可能か
・Wi-Fiがあるか
※ドイツの住民登録に関しては別の記事でご紹介します。
Wi-Fiに関しては、物件情報に”ある”と書かれていましたが、念のためEuro Estateの担当者にありますよね?と聞いて、”ある”と返事をもらっていましたが、行ったら結果ありませんでした。
こういうケースは多いとは思わないですけど、本当あまり信じない方がいいです。
これについては、物件情報に書かれていて且つ、確認もしたことなので、ネット代に相当するお金は返金してもらいました。なので損したわけではないですけど、ネット環境どうしよう?って面倒なことにはなりました。
詐欺に注意
物件サイトに、ダミー物件があるとされています。
オーナーに連絡して「空いてる」と言われたら、内見のアポ取りか、良さそうだったら内見なしで決めたい!ってなりますよね。この時に相手から、”物件を抑えるから、いくらかお金を入れてほしい”のような、金銭の要求があったら要注意。
飛ばれて連絡取れなくなるということがあるみたいです。
Euro Estateのススメ
Wi-Fiのトラブルがありましたが、トータルで考えて利用して良かったなと思っています。
Euro Estateを使うメリット
・同じやり取りを何回もする必要がない
・オーナーへの質問や連絡を代行してくれる
・なにか情報と相違があった時やトラブルに対応してくれる
特に僕はドイツ語がわからなくて、よそで探しても見通し暗かったので、間に入っていろいろやってもらえたのは助かりました。
家探しする時は、「1件メッセージ送って、その返事を待って次を探す」ではなく、「気になる物件には全部メッセージ送って、返事が来たのに対応する」が王道スタンスです。
他の人で決まった、そもそも返信が無い、思っている条件と違ったとかそんなのばっかりで、なかなかスムーズに決まらないんです。10件20件連絡するのは当たり前くらいに思ってた方がいいくらい。
家探しにメール対応にってしてると、その間ほかのことに集中できなくなってしまいますが、Euro Estateにお願いすれば自分の話をするのは1回で済みますし、オーナーとの連絡、物件が空いてないってなってもほかの物件を提案してくれるので、探す手間も省けます。
Euro Estateを使うデメリット
・仲介手数料が発生する
仲介手数料の金額は滞在期間によって異なりますが、1ヶ月分の家賃くらい見ておけばって感じです。詳しくはサイトをご確認ください。
Euro Estate:https://www.euestate.com/?lng=jp
1日のほとんどを家探しに使ってたことから解放されて、僕は利用して良かったなと思いました。
おわりに
ベルリンが家探し難航エリアだとは知らず、ベルリン到着して2日間は結構ヒヤヒヤしながら過ごしました。ベルリンへの渡航が決まったらすぐに、まずは家探しをすることをオススメします。