
ローマに数ある古代建造物の中でもひと際オーラを放つ巨大神殿【パンテオン】に行ってきた記録をご紹介します。
パンテオンとは?
紀元前25年に初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近アグリッパによって建造された神殿。この当時に建てられたものは1度火事で焼失し、現存するのは118年~128年に再建された二代目だそう。築1800年超え。
パンテオンはギリシア語で「すべての神々」の意味があり、さまざまな宗教に登場する神、ギリシア神話、日本神話に登場する神など、”すべての神”を意味している。日本語では「万神殿」と表すよう。(Wikipedia参照)
ルネサンス期を代表する画家・建築家ラファエロ・サンティの墓がある。イタリアには数々の世界遺産がありますが、「パンテオン」は世界遺産にありません。それは、ローマは”街全体”が世界遺産だからです。
世界遺産登録の正式名称は「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」となっています。ヴェネツィア広場を中心に半径3キロ圏内がローマ歴史地区。パンテオンはこのローマ歴史地区の中にあります。
パンテオンは無料で自由に見学可能
こんな感じで自由に出入り可能です。
【入館可能時間】
月曜日~日曜日(定休日なし)
8時30分~19時15分(日曜日は17時45分まで)
【見学所要時間の目安】
10分程度
場所はこちら
世界遺産「フォロ・フォマーノ」や「トレビの泉」が徒歩圏内にあります。
パンテオンの内観
天井までの高さは43.2メートル。
2009年公開のトム・ハンクス主演映画「天使と悪魔」でも登場したパンテオン。
人気建造物で観光客が多いので、中はそんなに何十分もかけてじっくり見る感じではなく、おそらく10分程度で満足すると思います。
オマケ:パンテオン正面の噴水
パンテオン正面の噴水的なもの。進撃の巨人に出てきそうな表情が不気味でなんとなくパシャリ。
おわりに
フラッと行ってみたパンテオンでしたが、存在感に圧倒されました。こんなにオーラのある建物なかなかないと思うので、ローマ行く際はぜひ寄ってみることをオススメします。