旅人ワーカーが6ヶ月ワーケーションして感じたこと|自由になると自分らしさが掴める
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ワーケーションという言葉をご存知でしょうか?

 

日本ではさほど流通してる言葉ではないので、聞き覚えがないと思われる方も多いと思いますが、昨今地味に注目を集めている言葉です。

 

この記事では、ワーケーションとは一体なんのことで、ワーケーションを実際にやってみてどう感じたか?体験談を交えてご紹介したいと思います。

ワーケーションとは?

ワーケーションは、ワーク(働く)とバケーション(休暇)を合わせた造語で、2000年以降にアメリカで生まれた言葉です。

 

ハワイのようなリゾート地への旅行に行き、休暇を楽しみしつつ、リモートワークする」というイメージですね。

 

有給取得率の低さを解消するために取り入れられ始めたことが背景にあります。日本ではJALなんかが取り入れてるよう。

 

企業や職種によって縛られ具合は異なりますし、「休暇中に仕事のことなんか少しも考えたくない」と感じる人にとってはマイナス面もあるとは思いますが、個人的には賛成の取り組みです。

 

今後リモートワークという働き方はひとつの当たり前の働き方として定着するので、リモートワークの中で働き方のバリエーションが増えることは良いことだと思うからです。

リモートワークやノマドワークとの違い

明確な定義があるわけではないので僕の感覚でまとめますが、

 

リモートワークは、遠隔地(基本は家)で仕事をすること。

ノマドワークは、オフィスや家、カフェなど、その時々で仕事する場所が変わること。

ワーケーションは、旅先や休暇先で仕事をすること。

 

という感じ。

僕のワーケーションの過ごし方

イタリア・ローマ【コロッセオ】

そもそも僕は2019年の2月から、当時ワーホリでドイツのベルリンに滞在してた時に本格的にリモートワーカーとしての生活を始めました。

 

理由としては、ドイツに1年間丸々滞在するつもりはなく、ヨーロッパを旅して、さらにその後、オーストラリア旅行したい思っていたからです。

 

具体的には、フランス1ヶ月、スペイン1ヶ月、イタリア1ヶ月、オーストラリア3ヶ月の合計6ヶ月です。

 

オーストラリア以外はどこも行ったことがなかったので、がっつり旅だけを楽しみたい気持ちもありましたが、

・そんなに毎日出歩く?
・旅先の旅費は旅先で稼げれば、貯金なくなって帰国してすぐに働く必要もない。
・お金を気にして6ヶ月セコセコ過ごしたくない。
・万一スリに遭っても、仕事があれば旅を断念する必要もない。

 

などなど総合的に考えて、当時の僕にはリモートで働ける姿を構築するのがベストだと思い、その方向で動きました。

 

ドイツの滞在期間は約9ヶ月。その間は家かカフェで仕事してたので、リモートワーカー兼ノマドワーカーという感じですね。なんとかリモートでの生活が形になりました。

 

その後当初に計画した通り、フランス1ヶ月、スペイン1ヶ月、イタリア1ヶ月、オーストラリア3ヶ月の合計6ヶ月、各地で休暇を楽しみながら働く、いわゆるワーケーション生活を過ごしました。

 

一般的な企業の福利厚生としてあるワーケーションとは期間が全然違いますが、同じような時間の過ごし方はしてるので、ワーケーションと言えると思ってます。

ワーケーションのメリット・デメリット

メリット

・仕事はあるけど、旅や休暇もしっかり満喫できる
・短時間で終わらせたいと思うから仕事のパフォーマンスが上がる
・ストレス少なく働ける
・新たな自分の発見がある
・1日が充実する
・旅先でも収入がある(僕のような旅人の場合のメリット)

デメリット

・仕事によっては時差があるところだとツライ
・旅先でのオン・オフの切り替えが苦手な人には難しい

 

会社と職種によって、どれくらい仕事をしなければいけないのか、客対応や会議などで時間の縛りがあるのか、といったところでもワーケーションの充実度は異なります。

 

ただ、会社の福利厚生としてのワーケーションは基本的に、休暇状況を理解した上での対応になるはずなので、ヨーロッパなど時差が大きいところに行った際の考慮は当然あると思うので心配不要だと思いますが。

 

僕の場合、会議は2週間に1回レベルなので、その時くらい合わせるのは全然OKと思ってました。企業側も時差があることは常に気にかけてくれていて、極力こちらの都合に合わせてくれたので。

 

ちなみにヨーロッパは8時間、オーストラリアは1時間時差があります(サマータイムは+1時間ずつ)。日本が朝の8時の時に、深夜0時のイメージです。

 

時間の縛りなく最低限仕事をこなせば良いのであれば、朝出かける前や恋人や家族が買い物に出かけてる間のような、ちょっとした隙間時間に対応できてしまいます。なので、スケジュール管理、自己管理がちゃんとできる人には意外と両立ってカンタンです。

 

オン・オフの切り替えが苦手な人だと、旅先では仕事に身が入らなかったり、逆に仕事が気になって仕事中心の休暇になってしまうので、そこは器用さというか、適度な”いい加減さ”が求められると思います。

 

あと、僕のように長々と海外を転々したい人の場合は、「帰国してまた1から仕事を探す手間が省ける」というのも大きなメリットかと思います。行く先々でいちいち仕事を探しては1から仕事を覚えて、人間関係を構築してってそれだけで労力ですからね。

ワーケーションして感じたこと

スペイン・バルセロナ【サグラダファミリア】

フルリモートで仕事をして、さらにワーケーションするのはどちらも2019年に初めてやった試みでしたが、個人的にはやってみて良い側面の方が大きかったと感じてます。

 

1番大きかったのは、「自由になることで自分が掴めた」ということです。

 

学校卒業して就職してって当たり前にある道のりを過ごしてる中で、このままで良いのかな?ってなんとなく、漠然としたモヤっと感を抱えながら過ごしてることってあると思います。

 

僕が東京で会社員してたのってもう4年も5年も前のことですが、あの当時、楽しく過ごしてたけど、なんか足りてないなって休みの度に思ってた時期がありました。

 

それをクリアにするために全部リセットして、まったく新しい道を進んでみることにしたわけですが、いつもとは全く違う環境で働きながら休暇を過ごすことで、自分にとって重要なことの優先順位がわかるんです。

 

会社という組織で出世して経済的自由、社会的地位がほしいのか、それともやりたいことをして、自由な時間を生きれる時間的自由がほしいのか。

 

どこか1箇所に留まっているとその中の常識しか見えないですが、海外なんかは特に、日本とは働き方も生き方そのものも違う人が多い。

 

ワーケーション=海外で過ごすことに限定されたものではないですが、非日常エリアに行くこと、そこに仕事を持っていくことで、違う景色が見えたとは思いました。

 

ワーケーションにはリトリート(日々の喧騒から離れて、自分の時間を持つこと)的な側面もあって、自分自身がよくわかる。それが大きな収穫だったように思います。

 

例えば仕事って、その仕事そのものが嫌なケースって実は少ないんですよね。転職理由を見てもよくわかりますが、大体は人間関係か給料。パワハラやセクハラ、出世が見込めない、残業が多過ぎて給料に見合ってないとか。だから愛着がわかないし、やりがいも感じられなくなってくる。

 

ワーケーションは職場の人とつながりはあるけど、物理的な接触はないし、給料は物価や比べる誰かがいるから少ないとかもっと欲しいとか思うもの。物価の安い土地に行けばその瞬間はお金の悩みも消える。

 

今まで不満を抱いてたものが一旦クリアになると、自分ってどうなりたいんだっけ?が見えてくる。自分のことがいろいろ明確になると、自然と周りの雑音が気にならなくなる、誰かと比較することもなくなる。

 

その結果会社でそのまま勤めたいのか、独立したいのか、はたまた移住したくなるのか。答えは人それぞれですが、どれをとってもスッキリするんじゃないかなと思います。

 

旅行から帰る時の「明日から仕事か〜」と思う感じとはきっと違う。これが僕が感じたワーケーションでした。

おわりに

2007年に生まれた人の50%が100歳まで生きると推測される、まさに人生100年時代と言われる現代。定年の見直しもあり、今後ますます生涯の労働時間は長くなるでしょう。一方で、倒産企業の平均寿命15年と年々短くなっています。

 

人の寿命は伸びているけど、企業の寿命は短くなっているということは、僕らは今後2回3回仕事や職場が変わることはごく当たり前になっていくわけです。

 

今までは我慢してれば年功序列で上がっていけたものがなくなるとなれば、自分が望む姿は日々積極的に行動して掴みにいかなければいけいない。自分らしく働いて生きたいという思いが強い人が、どんどんそれを掴む時代になっていくような気がします。

 

そういう意味でワーケーションは、そもそも自分はどうなりたいんだっけ?がわかる、または視野が広がるキッカケのひとつとしてすごく良いのではないかと思います。人は行動力がないというより、自分自身が掴めていないから動けない側面の方が大きいと思うので。

 

会社にワーケーション制度ないからできないのであれば、リモートワーク始めてワーケーションしてしまえば良いんです。今時リモートワークの求人なんてたくさんありますから。

 

別記事でリモートワークの話や、ライターの仕事でやっていくための方法は僕なりにまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください。

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