グーグルマップで見る【世界の観光地ランキングTOP40】レビュー数1位は?

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観光スポットの情報を調べる時、レストランやカフェを探す時、歩きや電車のルートを探す時、いつも参考にする超便利ツールGoogle Map。今僕にとって1番重要なアプリと言っても過言ではないくらい。

 

そんな常日頃お世話になってるGoogle Mapに記録されている【世界の観光地】の中で、レビュー数が多い順にランキングを作りました。※このランキングは、僕が実際に行ったことのある観光地のみで構成されていますので、行き先が増える度に随時更新していきます

 

レビュー数、評価は2019年11月時点のものです。名称の前に★を付けているところは、建物もしくはその建物があるエリアが世界遺産に登録されてることを表しています。

この記事の目次

40位~31位

まずは40位〜30位を紹介します。

40位:★ペルガモン博物館(ドイツ・ベルリン)1万7千件 ★4.5

古代ギリシャ・ローマ・中近東の美術品や、建築物の再現が見られる博物館です。ペルガモン博物館は、ベルリン中心地にある「博物館島」と呼ばれる、島ごと世界遺産に登録されたエリアに位置しています。(島といっても地図上そう見えるだけで、歩いて行けます)

 

入館料は大人1名19ユーロ(約2,300円)と少々高いですが、すぐ近くにある「Das Panotama」という博物館にも入れるチケットになってるので、そう考えればコスパは悪くないと思います。

 

個人的にはすごく見ごたえを感じて、ヨーロッパのミュージアム巡りをするキッカケになった場所なので、特にオススメしたい博物館のひとつです。

39位:ピカソ美術館(スペイン・バルセロナ)1万8千件 ★4.3

スペイン出身の超有名画家「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」。略してパブロ・ピカソの美術館です。ピカソの本名はまぁ長い。

 

ピカソ作品の特に有名どころ「ゲルニカ」や「泣く女」はここにはありませんが、十分楽しめました。入館料は大人1名12ユーロですが、毎週木曜日は無料なので、木曜日に行くのがオススメ。

38位:★サン・パウ病院(スペイン・バルセロナ)2万1千件 ★4.5

スペイン出身の超有名建築家、アントニ・ガウディを指導してた建築家であり政治家でもあった、リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが設計した病院で、世界遺産。

 

老朽化により現在は病院として機能してませんが、2009年まではここで診療など行われていたようです。今は博物館として一般公開されています。入館料は大人1名15ユーロ(約1,800円)。29歳以下は10.30ユーロ(約1,200)。

37位:ベルリン大聖堂(ドイツ・ベルリン)2万2千件 ★4.6

40位でご紹介した「ペルガモン博物館」のすぐ近く、ベルリンの中心地に位置しています。大聖堂はいわゆる教会であり、お墓です。ここには初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世などのお墓があります。

 

僕はヨーロッパでこういった教会に入ったのがこのベルリン大聖堂が初めてだったんですが、中に入った時の迫力というかオーラに圧倒されたことを覚えています。入館料は1名7ユーロ(約900円)。

36位:★ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(イタリア・ローマ)2万6千件 ★4.7

イタリア王国を成立させた”国父”と呼ばれる、ヴィットーリオ・エヌマエーレ2世の偉業を称えるべく建設されたもの。29位にランクする「ヴェネツィア広場」に隣接した、ローマのドセンターにある建物です。

 

建物は誰でも自由に入って見学できるようになっています。入館料はありません。

35位:★プラハの天文時計台(チェコ・プラハ)2万9千件 ★4.6

チェコの首都プラハの中心地にある天文時計です。1時間に1回人形が現れる仕組みになっており、その瞬間はすごい人だかりになります。

 

この天文時計は1名250CZK(約1,200円)でてっぺんまで上れます。外観も良いですが、上から見る景色が個人的にはすごくオススメ。

34位:ムンジュイック城(スペイン・バルセロナ)3万件 ★4.4

バルセロナ中心地からロープウェイに乗ってアトラクション感覚で行けるお城跡地。標高184.8メートルの丘の上なので、晴れてる日の景色は最高です。ロープウェイから見る景色も良い。

 

近くにミロ美術館もあるので、現代アートに興味ある人は美術館も一緒に見学するのがオススメ。

33位:ダム広場(オランダ・アムステルダム)3万1千件 ★4.5

オランダの首都アムステルダムの中心地にある広場。もとはアムステル川をせき止めるダムのあった場所で、アムステルダムという名前の由来になった場所。

 

特に何がある場所でもないですが、周辺はショッピングモールや食事できるところも多いので、ついでに観光してみてはいかがでしょう。という感じ。

32位:イースト サイド ギャラリー(ドイツ・ベルリン)3万1千件 ★4.5

イーストサイドギャラリー=「ベルリンの壁」です。1961年~1989年までの間、ベルリンを東西に分断してた壁の残り。Google Mapで場所を調べる時は、ベルリンの壁ではなく「イーストサイドギャラリー」で探してください。

 

びっしりストリートアートが描かれてて、当時負の象徴だった壁とは思えない見飽きない壁です。ベルリンの壁ってそもそも何?というのは以下でご紹介しています。

 

31位:バルセロナ水族館(スペイン・バルセロナ)3万2千件 ★4.1

バルセロナの海沿いにある水族館。地中海をテーマにした水族館で、ヨーロッパ最大級の水族館らしい。450種類の生き物が見れる。

 

子どもが遊べるスペースなんかもあって、家族連れが多かったです。バルセロナ水族館ならではの見ものは特になかったように感じましたが、久しぶりの水族館は楽しいものでした。

30位~21位

次に30位〜21位を紹介します。

30位:ホロコースト(ドイツ・ベルリン)3万3千件 ★4.6

【虐殺されたユダヤ人のための記念碑】通称ホロコーストです。知らずに訪れてもなんなのかサッパリわからないでしょうし、観光スポットといってもウキウキ気分で訪れる場所でもありません。

 

14位にランクする「ブランデンブルク門」が歩いてすぐのところにあるので、併せて立ち寄るのがオススメ。

29位:★ヴェネツィア広場(イタリア・ローマ)4万2千件 ★4.7

36位でご紹介した「ヴィットーリオ・エヌマエーレ2世記念堂」に隣接してる広場です。ヴェネツィア国際映画祭でお馴染みの、イタリアの水の都「ヴェネツィア」とは関係なく、ローマの中心にある広場です。

 

ヴェネツィア広場という名称は、上の写真左にある「ヴェネツィア宮殿」という建物にちなんで付けられたものです。

28位:★サンタンジェロ城(イタリア・ローマ)4万3千件 ★4.7

ローマ帝国皇帝ハドリアヌのお墓として建設されたもので、今から1800年以上昔の139年完成。要塞や牢屋としても使われ、現在は博物館として一般公開されている。

 

トム・ハンクス主演映画「天使と悪魔」でガッツリ登場しています。入場料は大人1名15ユーロ(約1,800円)。

27位:東京スカイツリー(日本・東京)4万9千件 ★4.4

2012年2月29日に竣工し、同年5月22日から展望台として開業した、高さ634メートルの電波塔。現存する世界の塔の高さでは世界1位。ちなみに2位~の順位は以下の通り。

2位:広州塔(中国)
3位:CNタワー(カナダ)
4位:オスタンキノ・タワー(ロシア)
5位:東方明珠電視塔(中国)

26位:★カサ・ミラ(スペイン・バルセロナ)4万9千件 ★4.5

スペインの超有名建築家、アントニ・ガウディが設計した建築物で世界遺産のひとつ。カサ(Casa)は「家」という意味で、こちらは「ミラさんの家」という意味。めちゃめちゃ巨大ですが家です。

 

1906~1910年に建設された建物で、内部の見学は大人1名25ユーロ(オンライン予約すれば22ユーロ)。バルセロナの定番観光スポットのひとつです。

25位:アムステルダム国立美術館(オランダ・アムステルダム)5万2千件 ★4.6

ヨーロッパで10か所以上美術館に行きましたが、個人的にはその中でもTOP3に入る美術館(その他はこの後出てくるヴァチカン美術館とルーブル美術館)。

 

ヨーロッパの美術館にある絵画というと多くは基本キリスト関連。でもこの美術館には「牛乳を注ぐ女(上の写真)」や「ゴッホ自画像」といったキリスト以外の人物画、戦艦の絵や風景画も多く、飛行機の模型もあったりして、全然見飽きません。大人1名20ユーロ(オンライン予約なら19ユーロ)。

24位:ゴッホ美術館(オランダ・アムステルダム)5万3千件 ★4.6

オランダ出身の画家、フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(1853~1890年)の美術館です。ゴッホの自画像は25位の「アムステルダム国立美術館」にもあって、見た感じ50歳くらいの時の自画像かな?と思ってたら、亡くなったのは37歳という若さ。

 

ゴッホの自画像の中でも耳に包帯を巻いた絵が有名ですが、それは感情的になったゴッホが自分で自分の耳を切り落とした後に描かれたもの。ゴッホはかなり気性の荒い人物だったようです。

23位:★ポポロ広場(イタリア・ローマ)5万4千件 ★4.6

ポポロはイタリア語で「市民」を意味するもので、市民の広場という意味。中央に立つのはオベリスクというもので、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスが、紀元前10年にエジプトから運んできたもの。

 

オベリスクについては以下の記事でご紹介してます。

22位:九份老街(台湾・九份)5万7千件 ★4.2

台湾・台北からバスで1時間ほど行った郊外の山あいにある町。一般的に「九份」とは「開墾した土地の持分を9人で分けたもの」の意(Wikipedia参照)。

 

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったのでは?と言われる街並みが人気。昼も夜もどちらも良い景色が見られます。迷路みたいな町で、所狭しと飲食店や食品売り場、土産物屋が並んでいます。

21位:マジカ噴水(スペイン・バルセロナ)5万8千件 ★4.6

今回ギリギリランクインしませんでしたが、この丘の上には「カタルーニャ美術館」という古代の壁画や近代アート、ピカソ作品も展示されている大型の美術館があり、上の写真は丘の上から見た景色です。

 

こう見るとただの噴水ですが、週末の夜はライトアップされて盛大な噴水ショーが見れます。例年4月~10月は木曜~日曜の21時~23時30分。11月~3月は金曜・土曜の19時~21時に開催されます。地元民にも人気スポット。

 

バルセロナ観光の際にはカタルーニャ美術館とマジカ噴水を一緒に訪れるのが定番ルートです。

20位~11位

ここからは、20位〜11位を紹介します。

20位:東京ディズニーランド(日本・千葉)6万1千件 ★4.6

日本のテーマパーク代表ですね。世界のテーマパークの中でもフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの「マジックキングダム」、カリフォルニア州のディズニーランド・リゾート「ディズニーランド・パーク」に次ぐ、世界3番目の規模。

19位:★カサ・バトリョ(スペイン・バルセロナ)6万3千件 ★4.6

26位でご紹介した「カサ・ミラ」同様、スペインの超有名建築家、アントニ・ガウディが設計した建築物で世界遺産のひとつ。「バトリョさんの家」という意味。バトリョと表記しますが、”バッリョ”と呼ばれていました。

 

ガウディ建築はとにかく角が少ない丸みのあるのが特徴で、魔人ブウの家みたいな感じです。入場料は大人1名29ユーロ(オンライン予約だと25ユーロ)と少々高めですが、見学の価値は十分あると思います。

18位:★スペイン広場(イタリア・ローマ)6万7千件 ★4.6

スペイン大使館が近くにあることにちなんで「スペイン広場」と名付けられた、ローマの中心地にある広場です。ローマの休日で登場したことでも有名ですね。残念ながら現在階段は座ることが禁止されてます。

 

階段手前にあるイタリアの超有名彫刻家、ベルニーニの作品「バルカッチャの噴水」が有名です。

17位:★ヴェルサイユ宮殿(フランス・ヴェルサイユ)7万9千件 ★4.5

ルイ14世の命で1682年に建てられた宮殿。世界遺産です。贅の限りを尽くされた内観と庭園は圧巻。めちゃめちゃ広いです。パリ市内から電車で30分ほど行ったところにあります。

 

宮殿建設は2万5千人、噴水庭園には3万6千人もの人が投入されていたほど、庭園造りに注力していたよう。夏場には噴水ショーが見られます。

16位:ブケリア市場(スペイン・バルセロナ)8万件 ★4.5

今回のランキングで唯一マーケットでランクしてるのがこちらのブケリア市場。※細かいこと言えば東京の「築地市場」も3万8千件あるのでランキング圏内ですが、豊洲市場へ移転したということで今回は外しています。

 

ブケリア市場はバルセロナ中心地ど真ん中にある立地の良さと、取り扱いの食品が多いだけでなく、市場内に飲食店があったり、食べ歩きできるようなお惣菜が売られていたり、インスタ映えするフルーツジュースの陳列と、とにかく「観光客ウケ」する要素が盛りだくさん。

 

いつ行ってもそれなりに人混みはすごいですが、楽しめることは間違いない観光スポットでオススメです。

15位:★カレル橋(チェコ・プラハ)8万8千件 ★4.7

長さ515.7メートル、1402年に完成したプラハ最古の橋。

 

カレル橋、35位にご紹介した「天文時計台」、10位の「プラハ城」は、【プラハ歴史地区】という名称で、街ごと丸々世界遺産に登録されています。

 

昼間は景色だけでなく、橋の上で商売したり演奏してる人がたくさんいるので、それを見ながら渡る楽しさがあり、夜はライトアップされて夜景がキレイで、いつ見ても良い橋。

14位:ブランデンブルク門(ドイツ・ベルリン)8万9千件 ★4.7

1791年に建設され、「ベルリンのシンボル」とされる門。もともとは関税門として建設されたようですが、ブランデンブルク門完成直後にベルリンはフランスに征服され、この場はナポレオン・ボナパルト皇帝のパレードの場所に使われたよう。

 

高さ26メートルあるので、間近で見るとなかなかの迫力です。ベルリン観光の際は、30位でご紹介した「ホロコースト」と併せて周るのがオススメ。

13位:★ヴァチカン美術館(ヴァチカン市国)9万件 ★4.6

イタリア・ローマに隣接する世界最小国家「ヴァチカン市国」にある美術館です。500年以上の歴史を持つ美術館で、歴代ローマ教皇の収集品を展示しています。年間来場者数は600万人超の人気美術館。

 

見どころはイタリア・ルネサンス期の三大巨匠と呼ばれる、ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品が見れること。詳細は以下でご説明しています。

12位:★フォロ・フォマーノ(イタリア・ローマ)9万2千件 ★4.7

紀元前6世紀、日本が縄文時代晩期の時代にあった、古代ローマ帝国の公共広場跡。2500年前にすでにこれだけの街を作っていたこともすごければ、未だにこれだけ残ってることもスゴイ。写真右奥に見えるのは、ランキング2位の「コロッセオ」です。

 

コロッセオとすぐ隣同士で、入場チケットもフォロ・ロマーノとコロッセオ、パラティーノの丘という3か所入れる共通チケットとなっています。入場料は3か所見れて大人1名12ユーロ(約1,500円)となかなか良心的。

11位:★ナヴォーナ広場(イタリア・ローマ)9万5千件 ★4.7

ローマ市内に数ある広場の中で最も人気なのが、こちらのナヴォーナ広場。1世紀に造られたかなり歴史のある広場で、ここにも中央にオベリスクがあります。オベリスク下の彫像も注目です。

10位~1位

最後にTOP10を紹介します。

10位:★プラハ城(チェコ・プラハ)9万6千件 ★4.7

世界遺産のほか、「最も古くて大きい城」としてギネス認定されているお城。敷地内の広場は映画「レ・ミゼラブル」に使われているよう。実物はかなりの迫力です。現在はチェコの大統領府として機能している。

 

外観もさることながら内観もスゴイ。中心地から行くと結構な坂の上にあるので、夏場に歩いて行くのは少々気合が必要です。

9位:★サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン市国)10万件 ★4.8

ヨーロッパ放浪・プチ移住生活の中でもかなり印象深かったのが、このサン・ピエトロ大聖堂。1626年に完成した世界最大のキリスト教教会で、カトリック教会の総本山。

 

内観は全体的にスゴイですが、写真右奥に見えるベルニーニ作「天蓋(バルダッキーノ)」が特にド迫力。見学無料です。タンクトップに短パンのような肌の露出が多い格好は入場NGなので、その点だけご注意ください。

8位:★グエル公園(スペイン・バルセロナ)10万3千件 ★4.4

バルセロナに数あるガウディ建築であり世界遺産のひとつです。現在は市の公園となっていますが、もともとは分譲住宅エリアとして建設されたもの。

 

当初この敷地内に60棟の住宅建設を予定していたものの、ガウディ建築は当時のバルセロナ市民には一般ウケしておらず、買い手がつかなかったために建設は中断。未完の状態ですが、そのまま公開されています。

 

「グエル」というのは人の名前で、グエルさんという実業家・政治家のことです。グエル氏はガウディのパトロンでもあり、「ブケリア市場」すぐ近くには「グエル邸」というガウディ建築のこちらも世界遺産の建物があります。個人的にはグエル邸の方がオススメ。

7位:★サグラダ・ファミリア(スペイン・バルセロナ)11万7千件 ★4.7

数あるガウディ建築の中で最も有名な建物は、このサグラダ・ファミリアで間違いないでしょう。未完の世界遺産としても有名ですよね。ガウディは約40年間に渡ってサグラダ・ファミリアの建設に携わりましたが、ガウディの生きてる頃には全体の4分の1もできていなかったよう。

 

完成しないんじゃないかとまで言われていましたが、昨今の技術もあって今から7年後の2026年、ガウディ没後100年の年に完成が予定されています。外観が特に有名ですが、内観もかなり素敵です。古い教会によく見られる彫刻はほとんどなく、キレイなステンドグラスが印象的。迷わずオススメしたい観光スポットです。

6位:★エトワール凱旋門(フランス・パリ)12万3千件 ★4.6

競馬の凱旋門賞でもお馴染みの凱旋門です。アジアには無いので知りませんでしたが、「凱旋門」と名の付く似たような建築物はヨーロッパにたくさんあって、パリ市内もココ以外にありますし、スペインやイタリアにもあります。

 

この凱旋門の正式名称は「エトワール凱旋門」。

 

凱旋門は戦争など戦いに勝利したことを記念して造られていたもので、エトワール凱旋門はナポレオンの勝利を記念して造られたもの。1806~1836年の30年がかりで建設され、完成時にナポレオンは死去していたよう。

5位:★パンテオン(イタリア・ローマ)12万7千件 ★4.8

紀元前25年に初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近アグリッパによって建造された神殿。この当時に建てられたものは1度火事で焼失し、現存するのは118年~128年に再建された二代目。ルネサンス期を代表する画家・建築家ラファエロのお墓があります。

 

間近で見ると外観のオーラがスゴイ。こちらもサンタンジェロ城同様、映画「天使と悪魔」で登場しています。内観の見学は自由(無料)。

4位:★ルーヴル美術館(フランス・パリ)17万5千件 ★4.7

世界で最も有名で、最も来場者数が多い美術館がこちらのルーブル美術館。収蔵品は38万点。2018年には年間1,000万人が訪れている。美術館とか絵画に興味ない人でも、ルーブル美術館とモナ・リザは知ってるでしょう。

 

とにかく広い。めちゃめちゃ広い。入り口着いた瞬間どう進んだらいいのかわからないくらい道が多いし、4フロアもあるから本当迷路。結構ペースよく周ったつもりですが、それでも3時間かかりました。

 

「モナ・リザ」、「ミロのヴィーナス」、「民衆を導く女神」あたりが特に有名どころ。かなり疲れましたけど、その分満足度の高い美術館でした。

3位:★エッフェル塔 (フランス・パリ)19万9千件 ★4.6

ギュスターヴ・エッフェルさんが設計した東京タワー的な建物。1889年に完成し、高さ300メートル(東京タワーは333メートルでほぼ同じ)。完成当時~1930年までは世界一高い建物だったそう。また、世界で最も来場者数が多い有料建築物です。

 

東京スカイツリーは600メートル超なのでエッフェル塔の倍。そう考えるとスカイツリーがいかにデカイかよくわかります。

 

フランス・パリは、ローマやプラハ同様、街ごと世界遺産に登録されていて、エッフェル塔、エトワール凱旋門、ルーブル美術館のどれも世界遺産のエリアに含まれています。

2位:★コロッセオ(イタリア・ローマ)21万4千件 ★4.7

紀元80年に完成したとされる世界最大の古代円形闘技場。最大で5万人以上の観客を収容できたようなので、東京ドームかそれ以上ですね。これだけの規模の建物が、今のような技術のない当時にわずか10年の工期で完成しています。

 

映画「グラディエーター」を観て、コロッセオがどんなものかイメージある人もいるかと思いますが、人対人、人対猛獣のバトルをする人=グラディエーターで、今でいうボクシングのような格闘技を見る感覚で、グラディエーターの闘いに観衆が湧いていました。

 

グラディエーターの闘いはデスマッチになることは日常。さらにコロッセオは犯罪者の公開処刑場としての機能もあり、人が死ぬことが当たり前にあった古代ローマ時代の「偉大さと残酷さの象徴」です。ローマで1番存在感のある建物でした。

1位:★トレヴィの泉(イタリア・ローマ)22万4千件 ★4.7

第1位はイタリア・ローマより「トレヴィの泉」です!ローマ強し。

 

1726年に完成したローマで最も大きい人工の噴水。写真で見るとちょっとインパクトに欠けますが、実際見るとかなりスゴイです。街中歩いてたら突如現れた感じでしたが、まずデカイ。高さ26メートルあります。

 

ヨーロッパいるとああいう彫刻ってよく見るんですが、ローマで見る彫刻って今にも動き出しそうな躍動感があって、オーラがある。僕が行ったのは11月のオフシーズンでしたが、トレヴィの泉とコロッセオはかなりの人だかりで、1位2位も納得の結果でした。

おわりに

またあちこち行く予定なので、日本の観光地含め、随時更新していきたいと思います。

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